イボを皮膚科などで治療する際には液体窒素やレーザーなどで焼き切るようにして治療します。
これはイボの親玉である芯を除去してしまうことで、イボを完全に無くそうとするものです。
ではこの芯っていったい何なのでしょうか。

また病院へ行かずに自分でこの芯を取り除くことってできるのでしょうか。
今回はイボの芯にまつわる話を集めていろいろと見てみたいと思います。

一般的なウイルスによるイボについて話を進めていきますね。

イボの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)が傷口などから侵入し、表皮の最も深い部分にある基底細胞に感染することでイボは発症します。
通常は傷口にウイルスが入ったからと言って必ずイボになるものではなく、免疫力の低下など様々な要因によって細胞が増殖することでイボとなるのです。

イボとは乳頭腫という良性の腫瘍です。
皮膚の細胞が増殖によって盛り上がるものです。
この細胞の増殖で盛り上がったウイルスの住処、それがイボの芯と呼ばれるものなのです。

皮膚科の治療で最もポピュラーな液体窒素

液体窒素はマイナス196度という極低温ですが、この液体窒素によって凍らせたものをイボに直接押し付けて除去する方法です。
イボを火傷と同じ状態にすることで表面から焼き切っていき、徐々に深い部分に到達させるものです。
保険が利くと言うのがメリットで治療費も抑えられますが、相当の痛みを感じる人も多く、治療期間も長ければ1年ほどかかります。
最深部の根の部分まで取り切ることができずに、再発することも多いのがデメリットです。

レーザーを使って焼き切る

先ほどの液体窒素に代わって一般的になりつつあるのがレーザーを使ってイボを焼き切る方法です。
液体窒素と違って痛みを感じにくいのが特徴です。

治療期間は液体窒素よりは短くなりますが、それでも長ければ半年ほどかかることもあります。
ただしレーザーによる治療は保険適用外となりますので、費用がかさむ点はデメリットですね。

市販薬を塗布して治療する

有名なイボ治療薬と言えばイボコロリですが、顔や首には使用できません。
成分のサリチル酸が徐々に硬くなったイボやその周囲を柔らかくしていきます。

これはその部分の細胞を殺す役割があり、徐々に新しい皮膚を生成する働きがあるのです。

その後イボの部分を痛くない程度でピンセットなどで除去していくのです。
これを繰り返していくことでイボを完全に除去してしまいます。

糸で縛ってイボを取ってしまう

これは昔から伝わる民間療法の一つです。
イボの根元辺りを糸で縛ります。
縛る時にはやや痛みを感じますが、その後はあまり痛みを感じないそうです。

糸で縛ることでイボの成長を止めてしまう、言ってみればイボを壊死状態にすることを目的としているのです。
縛っていると死んでしまったイボがポロっと取れてしまうそうです。

この方法は老人性疣贅や老人性イボと言われる、皮膚が紫外線などで傷んでできるイボに対するもので、一般的なウイルス性のイボの場合には再発やイボの拡散と言ったデメリットが大きくなります。

内服薬を服用して徐々に治していく

ヨクイニンという薬を服用して治療する方法です。
ヨクイニンと聞いてもピンとこないと思いますが、ハトムギならば聞いたこともあるでしょう。
ハトムギの種の中身を乾燥させたもので、栄養価が非常に高い薬です。

イボを直接除去する働きはありませんが、免疫力を向上させてウイルスの力を弱めていくことで、少しずつイボが消えていくと言うものになります。
かなり時間がかかりますし、人によっては効果が出ない場合もありますが、痛みを全く伴わない治療法と言うメリットは大きいですね。

以上、イボは芯を取り除くとイボはなくなるってホントなの…でした。