イボはあちこちにできるものですが、もちろん顔にできることもあります。
他の部分と違って顔は他人からまず見られる場所ですし、何より顔にイボができてしまうと目立ってしまいます。

そこでまずは顔にイボができる原因から見ていきます。
原因が分かれば予防や対処法も分かってきますよね。

ウィルスが原因の顔イボ

顔のイボにはヒトパピローマウイルスが原因でできるイボと、老化が原因でできるイボがあります。
ウィルスによるイボは、小さな傷などにヒトパピローマウイルスが入り込み、増殖することでイボとなるのです。

ヒトパピローマウイルスには150種類以上の仲間がいて、どの種類のヒトパピローマウイルスが感染するかによってイボの種類も変わってくるのです。

老化が原因の顔イボ

遺伝や紫外線によって皮膚の老化が進んでできるイボで、黒または濃い茶色をしています。
老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)と呼ばれ、老化が原因ですので特に悪性のものではなく、気にならないのであれば手当の必要もありません。

皮膚の老化が主な原因ですから高齢者に多くみられるのですが、若い人に全く現れないわけでもありません。

ちなみに老人性疣贅に見た感じがよく似た疾患に、悪性黒色腫があります。
メラノーマとも呼ばれていて、皮膚にできる悪性腫瘍の一種です。
基底細胞癌と呼ばれる皮膚がんも老人性疣贅に似ていますので、気になる場合は皮膚科の受診をおススメします。

若い女性に多く見られるウィルス性のイボ

20歳前後の女性によく見られる扁平疣贅(へんぺいゆうぜい)は青年性扁平疣贅とも呼ばれ、名前の通り2~3㎜程度の平べったさで肌色や褐色のイボです。
ヒトパピローマウイルスの3・10・28型が小さな傷口などに入り込むことでできるとされています。
爪で引っ掻いたところに線上に連なってできることもあります。

顔以外にも手などにもできやすく、赤い炎症を伴うことからニキビと間違えることも多いようです。
このイボに伴う炎症ですが、実は治癒に向かっている証拠とされていて、炎症を認めてから10日から2週間程度で治ってしまうようです。

もっとも一般的な顔にできるイボ

やや硬くて丸くそして突起している最もよく見かけるイボ、これが尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)と呼ばれるイボです。
擦ったりケガした場所にできやすいウィルス性のイボで、手足や関節部分など全身のどこにでもできやすいイボです。
ヒトパピローマウイルスの2・27・57型が原因とされています。

さきほどの扁平疣贅とは違い、自然治癒することはありません。

顔の気になる部分にイボができてしまうと、ついいじったり爪で引っ掻いたりしてしまいますが、ウイルス性のイボのため触ることでウィルスが広がってしまい、他の部位にイボができてしまうことがあります。
また触らず放置しておいても広がってしまうこともあるなど、治療が必要なイボなのです。

またタオルなどを介して他人に感染することもあるので注意が必要です。

顔イボを作らないようにするには

イボができてからの対策も大事ですが、その前にイボができにくいようにすることも大切です。
最初のポイントは顔の保湿とUVケアをしっかり行うことです。

老化が原因と言われる老人性疣贅ですが、紫外線で痛めつけられたお肌の場合には若い方でもできる可能性が十分にあります。
紫外線はお肌をどんどん老化させてしまうのですから。
お肌のケアはまず保湿からです。

ていねいに洗顔を行うとともに、しっかりと保湿することで自然のバリアができあがります。
するとウィルスも近付きにくくなってくるのです。
しっかりと保湿を行ってイボができないようにしましょう。

またニキビを潰した傷口からヒトパピローマウイルスが入り込み、そのままイボになることも多いようです。
ニキビは潰さずにお薬で治療するなどしてください。

睡眠不足や不摂生、タバコなども原因となることがありますので、お肌のケアに気を遣うようにしてくださいね。

以上、顔にイボができた!その原因をいろいろと見てみましょう…でした。

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