首イボ糸状疣贅って何ですか?
首イボの糸状疣贅とは、首の周りにポツポツとできるイボのことで、2mmぐらいの長さで飛び出ています。
これは加齢によって出てくるものですが、最近では20代の人でもできている人はいます。
茶色っぽい色をしているので、パッと見はあまりわかりませんが、よく見ると皮膚から糸や毛玉のように飛び出ているのが分かるので、糸状疣贅と呼ばれています。
そもそもイボはどうして出来るのかというと、加齢によって肌の免疫細胞が弱くなり皮膚上のわずかな傷からヒト乳頭腫ウィルスが侵入して起こる感染によってできてしまうのです。
元気で若い肌の場合は、ヒト乳頭腫ウィルスに感染しても撃退してくれるのですが、加齢によって撃退してしまう力がなくなってしまうので、結果イボができてしまうのです。
糸状疣贅の治療方法はあるのでしょうか?
一般的な治療方法は、液体窒素を使った治療法で、液体窒素を-200度近い状態にしてイボに当てて焼き切る方法です。
一番手軽に行える方法ですが、痛みを伴います。
こちらの治療は保険適用されますので、リーズナブルに行うことができます。
また、レーザー治療法もありますが、保険適用外ですので費用がかなりかかってしまいます。
しかし再発しにくく、局部麻酔を使用してイボを根元から取り除きますので傷痕が残りにくく短時間ですみますし、痛みがありません。
局部麻酔を使用した方法で、ハサミで焼き切るという治療法もあります。
糸状疣贅は切除するしか治療法がないの?
副作用や外的切除の方法に不安がある方は、ヨクイニンという抗炎症、抗菌作用、代謝アップの効果がある成分を配合した漢方や、イボの予防に効果のあるハトムギ、イボ取りに効果のあるアプリコットの種から抽出された杏仁オイルなどを摂取することにより、治療や予防することもできます。
首回りをアロマオイルでマッサージしたりするのも良いとされています。
また、精油を使ってイボを取ると言う方法もありますので、自分に会った方法を見つけるようにしましょう。
最近では、化粧品などにもヨクイニンエキスが含まれているものがあったり、ハトムギが含まれているものがあったりしますので、これらを使用して首イボを予防するのも良いかもしれません。
化粧品などを使用する場合は、即効性がないので長期的に継続する必要がありますが、外的手術に比べると傷痕が残らないかなどの心配は少ないかもしれませんね。
イボはメイクで隠すことができず、いつまでも綺麗でいたい女性にとっては悩みの種です。
そんなイボを除去するには色々な方法があります。
保険適用されるものあるのでリーズナブルにできますし、漢方などで体の内面から除去する方法や予防することもできます。
自分に合った方法を見つけて、首元のイボの悩みを解決しましょう。
イボのない綺麗な首元は素敵ですね。
病院で切除するときは、アフターケアもしっかりされている病院を選ぶようにしましょう。
そうすると、術後も安心ですね。
以上、首イボの糸状疣贅の正体を探る…でした。